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2022-11-27 06:00:00

EPA・DHAについて

ヒューマンフィットネス東浦の檜垣です。11月もあと少しで終わりですね。本格的に寒くなってきますので、冬支度は早めに行いましょう。

 

本日は栄養面から、「EPA・DHA」について解説します。

 

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EPA・DHAというのは、それぞれエイコサペンタエン酸ドコサヘキサエン酸と言われ、青魚に多く含まれている必須脂肪酸です。

EPA・DHAが多く含まれる青魚といえば、サバやマグロ、サンマ、イワシなどですね。

 

必須脂肪酸というのはほとんど体内で作ることができないので、食事から摂取しなければならない栄養素のことです。

 

 

EPA・DHAは脂肪酸の中でも美容と健康の効果が期待されている「n-3系脂肪酸(オメガ3脂肪酸)」に分類され、むしろ積極的に摂ることが推奨される油です。

脂肪というと健康に対してあまり良いイメージがないかもしれませんが、EPA・DHAは透き通っていてサラサラしているのが特徴で、むしろ健康にとってメリットの大きい成分です。

 

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EPAとDHAはどちらも青魚に多く含まれています。

ではEPAとDHAの違いは?というと、同時に摂取されることが多いので難しいのですが、

 

EPAや血液や血管に、DHAや脳や神経に作用する、と言われています。

 

EPAは特に血液サラサラの効果が注目されており、血液の流れをスムーズにしてくれる働きがあります。

中性脂肪やコレステロールを減少させ、高血圧や脂質異常症などの生活習慣病の予防の効果があると言われています。

 

 

DHAはたくさん摂ると「頭が良くなる」と聞いたことがあるかもしれませんが、あながち間違いではありません。

DHAはの働きを活性化させ、記憶力や思考力の向上にもつながりますので、認知症予防への効果も示唆されています。

また、お子様は苦手な方も多いかもしれませんが、日々の学習効果も高まりやすいので、積極的に摂取することをおすすめします。

 

それでは、一日あたりどれぐらいの量を摂取すれば良いのか。

 

「日本人の食事摂取基準2020年版(厚生労働省)」には

n-3系脂肪酸全体を含む脂肪酸の目安量が示されています。

 

一日1.6g~2.2g程度(性別、年齢によります)が基準とされています。

魚にすると1切れ~2切れ程度が目安です。

 

また、調理法や食べる部位にもよりけりですが、生での刺身で食べる、缶詰のようにまるごと食べる、のがおすすめです。

熱や光、酸素に弱いので抗酸化作用のあるビタミンCやビタミンA(レモンなどの果物や野菜)と一緒に摂ると吸収が良くなります。

 

肉にする?魚にする?

 

悩んだら、魚にしてみませんか?サバもサンマも、秋の季節にはぴったりです!

外食でも、気を付けてみると案外、魚のメニューも少なくないですよ。

 

皆さまの食生活がより良いものとなりますように。

 

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