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2023-05-20 06:00:00
コグニサイズ普及活動
コグニサイズ普及活動
「コグニサイズ」とは?
国立長寿医療研究センターが開発した、運動と認知課題を組み合わせた認知症予防を目的とした取り組み。
運動課題(足踏みやステップ台昇降)と認知課題(引き算やしりとりなど)を同時に行い、脳の活性と心身の機能を効率的に高めます。
コグニサイズの効果を高めるポイントとしては、
課題に対して頭と体を確実に使えているか。
「ややきつい」と感じられるくらいの運動をしながら、たまに間違えるぐらいの認知課題に取り組むこと。
課題自体をこなすのではなく、頭を使うのが大事。
慣れて来たら次の課題にステップアップします。
そして、少しの時間でも続けること。
記憶などの認知機能の向上には6ヶ月程度は続ける必要があり、コグニサイズの取り組みをやめてしまうと認知機能は低下してしまうと言われています。
また、コグニサイズを実施する上で特別な道具は必要なく、一人でもできなくはありません。
ただし、本当に頭と体に適切な負荷がかかっているのかを確認するには専門性の高い指導者が必要ですし、
他の参加者と一緒に行うことでさらに難しい課題に取り組むこともできます。
認知症予防のため、認知症の前の兆候「認知機能の低下」を抑える効果をもたらすためには、専門家の指導のもと、集団でコグニサイズを実施できる場所が必要だと考えています。
だからそんな場所を…
認知症予防・介護予防の運動ができる健康増進施設、そしてその指導者を、増やしていきたい…。
ヒューマンフィットネス東浦は、「日本の高齢者を元気にする!」ため、健康寿命の延伸に寄与する活動を続けていきます。