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マラソン3時間切りとロコモ予防の共通点
マラソン3時間切りとロコモ予防の共通点
代表の檜垣はフルマラソンの自己記録が2時間53分57秒。
大阪国際女子マラソンで出した記録です。
サブスリー(フルマラソンを3時間以内でゴールすること)は1回だけでなく、
檜垣の出身である愛媛マラソン、東京マラソン、しまだ大井川マラソンを含めて4回は達成しています。
女性で3時間切りの記録をもつ人は0.4%ほどと言われています。
42.195kmという長距離を走り切るだけでなく、“速く”完走するためには「質の高いトレーニング」を「継続して実施すること」が必要になります。
そのポイントの一つが、「体のメンテナンス」。
正しいストレッチ、そして栄養・休養とのバランスです。
月間500km(1日あたり約17km)を超える距離を走り込むこともありました。
このトレーニングに耐えられるだけの体づくりとして気をつけなければならないのが、「ケガ・故障をしないこと」。
私がまだトレーニング科学に疎かった中学・高校時代は、膝痛や疲労骨折も少なくありませんでした。
そこで、ケガや故障なくスポーツ生活を送るためにはどうすれば良いか、を学びたくて立命館大学のスポーツ健康科学部の門をくぐりました。
その学びが生かされ、今の私があります。
マラソンは走るスポーツですから、競技特性上「走る」トレーニングが主です。
しかし、ただ走るだけでは同じ部位ばかり使うことになります。
メンテナンスを怠ったまま負荷が重なると特定の筋肉が疲労して硬くなり、その筋肉本来の機能は果たせません。
そうなると他の筋肉や関節でかばうようになって過度な負担がかかり、痛みの発症に繋がります。
私は運動初心者だしもう歳だし、スポーツもそこまで…
と思った方。他人事ではありません。
これといって運動をしていない人。
デスクワークや現場仕事で同じ姿勢・作業が続く人。
この積み重ねの痛みは、忘れた頃にやってくる…。
ケガや故障を抱えると閉じこもりがちになり、さらに身体機能が低下、という悪循環に。
マラソン3時間切りとロコモ予防はつながっています。
少しでも早く運動習慣をつけて、そして正しいストレッチ法、栄養・休養法を習得し、歳を重ねても元気で快適な生活を送るお手伝いができればと思っています。