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2024-01-17 06:00:00

健康日本21(第三次)と保健師ジャーナルを読んで

健康日本21(第三次)

 

ヒューマンフィットネス東浦の檜垣です。

健康日本21というものをご存知ですか?

 

国民健康づくり運動を進める上での基本方針を定めている、健康日本21。

その第三次が最近、国(厚生労働省)から発表されました。

健康日本21(第三次)について

 

それに関連して、25年ほど日本の健康づくり指針の策定に携わっておられた、東北大学辻一郎先生の論評。

保健師ジャーナルの特集で書かれていたことが印象に残ったので、記録しておきます。

 

 保健師ジャーナルVol.79.No6

 

「健康日本21(第◯次)の概念図」を引用しながら

健康日本21の歴史を分かりやすく書いていらっしゃいました。

 

ざっくり私が理解した中では

 

第一次は個人

第二次は個人+社会環境

第三次は社会環境を”土台”としてその上に個人

 

と変遷してきたこと。概念図は分かりやすいです。厚労省の資料にもあります。

 

そうか。社会という環境の上に個人が成り立っているんだな。

健康は自己責任の部分も多いように思えるかもしれませんが、健康を実践しやすい「社会環境づくり」が大事だなと、気付かされました。

 

歩きやすい街や減塩食品のPRなど、厚生労働大臣賞を受賞した自治体の取り組みなども紹介されていました。

 

他にも、禁煙が進んでいった背景や経済格差と健康格差についてなど、勉強になる点が多かったです。

 

ここような国の方針を元に、地域自治体の健康づくりにもお力になれれば幸いです。