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【導入事例】出張フィットネス&セミナーで社員の笑顔が増えました!生産性向上と組織活性化を実現した成功事例
「最近、オフィスの雰囲気が静かすぎる…」「社員の顔に、以前のような活気がない気がする…」
このような悩みを抱える経営者様や人事担当者様は多いのではないでしょうか。
今回は、ソフトウェア開発を手掛ける株式会社ABCテクノロジーズ様(従業員100名)の事例をご紹介します。同社は、リモートワークと出社のハイブリッド勤務が定着する中で、コミュニケーションの希薄化と生産性の低下に直面していました。
「このままでは、企業の成長が止まってしまう…」
そんな強い危機感から、同社が選択した解決策が、私たちヒューマンフィットネス東浦の「出張フィットネス&セミナー」でした。
本記事では、人事部マネージャーの田中様へのインタビューを通じて、同社が抱えていた課題と、出張フィットネス&セミナーの導入効果について詳しくお伝えします。貴社の課題解決のヒントがきっと見つかるはずです。
導入前の課題:静まり返ったオフィスに潜む深刻な問題
田中様にお話を伺うと、導入前の課題は大きく4つに分かれていました。
蔓延する腰痛・肩こりと見えない生産性低下
「まず、最も顕著だったのが、社員の身体的な不調です。弊社はエンジニアが多く、一日中PCに向かうのが基本です。ハイブリッド勤務になってからは、自宅の作業環境が十分でない社員も多く、腰痛や肩こり・疲労を訴える声が明らかに増えました」
同社では社員アンケートを実施したところ、半数以上が何らかの身体の不調を感じている状態でした。その結果、特に午後の時間帯になると集中力が落ち、会議でも活発な意見交換が減っていたのです。
デスクワークによる身体への負担は、現代のオフィスワーカーにとって避けては通れない問題です。厚生労働省の調査によると、VDT(Visual Display Terminal)作業に従事する労働者の約60%が目の疲れを、約50%が肩こりや腰痛を訴えているとされています。
「これが、経営陣が懸念していた生産性低下の正体だったのだと思います」と田中様は振り返ります。
希薄化するコミュニケーションと失われる一体感
リモートワークの普及により、多くの企業で課題となっているのがコミュニケーションの希薄化です。ABCテクノロジーズ様でも同様の問題を抱えていました。
「以前はランチや休憩時間に自然発生していた雑談から、新しいプロジェクトのヒントが生まれることもありました。しかし、そうした機会が激減し、組織としての一体感が失われていました」
職場でのインフォーマルなコミュニケーション(雑談)は、実は非常に重要な役割を果たしています。経営学の研究では、こうした何気ない会話が創造性や問題解決能力の向上に大きく寄与することが証明されています。
田中様は「社員が個々のタスクをこなすだけの『点の集まり』になってしまうのではないか」という強い危機感を抱いていました。
形骸化した福利厚生への課題意識
多くの企業が直面している問題として、福利厚生の利用率の低さがあります。同社でも例外ではありませんでした。
「社員のためにと思って、旅行や飲食店の割引などの一般的な福利厚生サービスは導入していました。しかし、正直に言うと利用率が低くてもったいないというのが本音でした」
福利厚生制度は導入しただけでは意味がありません。社員が実際に利用し、満足度の向上や企業への愛着につながって初めて効果を発揮します。しかし、多くの企業では「とりあえず制度を整えた」という状態で終わってしまっているのが現実です。
「巷の福利厚生ランキングを参考に導入したものの、今の私たちの社員が本当に求めているものとはズレていました」という田中様の言葉は、多くの人事担当者が共感するのではないでしょうか。
深刻化する健康リスクへの懸念
最も深刻に捉えていたのが、健康診断の結果から見える健康リスクでした。
「特に30代、40代の男性社員を中心に、メタボリックシンドロームの予備軍が年々増加していました。個人のプライベートな問題として踏み込みきれず、有効な手を打てていませんでした」
メタボリックシンドロームは、生活習慣病の前段階とされる状態です。放置すると糖尿病や動脈硬化などの重篤な疾患につながるリスクがあります。企業にとっても、将来的な医療費負担の増加や、重要な人材の長期離脱といった大きなリスクとなります。
田中様は「このままでは、将来的に重大な疾病による長期離脱や、会社の医療費負担増につながることは明らか」と危機感を募らせていました。
出張フィットネス&セミナーを選んだ理由
様々な解決策がある中で、なぜヒューマンフィットネス東浦の「出張フィットネス&セミナー」を選んでいただいたのでしょうか。田中様に決め手を伺いました。
健康経営という考え方への深い共感
「Webサイトを拝見して、まず心に響いたのが『健康経営』という考え方でした。従業員の健康を単なる『コスト』ではなく、企業の未来を創る『投資』として捉える。まさに、私たちが求めていた視点そのものでした」
健康経営とは、従業員等の健康管理を経営的な視点で考え、戦略的に実践することです。経済産業省も健康経営の普及に取り組んでおり、「健康経営銘柄」や「健康経営優良法人」などの認定制度を設けています。
少子高齢化が進み労働力人口が減少する中、社員一人ひとりが健康で元気に働くことは、企業の持続的成長にとって不可欠な要素となっています。田中様は「これなら、経営陣にも自信を持って提案できる」と感じたそうです。
専門家としての信頼性の高さ
「担当してくださるトレーナーの檜垣さんが、『健康経営アドバイザー』であり『健康経営トレーナー』の資格をお持ちだという点も大きかったです」
単に運動指導ができるだけではなく、企業の経営課題を理解した上で最適な解決策を提案できる専門家であることが重要でした。健康経営アドバイザーは、東京商工会議所が認定する資格で、健康経営の推進に必要な知識やスキルを証明するものです。
「『本質的な健康経営を徹底伴走支援します』という言葉に、私たちの悩みに真摯に向き合ってくれる姿勢を感じました」
参加しやすい出張型の手軽さ
従来のフィットネス施策では、参加者が限定されがちという課題があります。
「正直なところ、社員に『ジムに通いましょう』と呼びかけても、行動に移すのは一部の意識が高い人のみです。その点、『出張フィットネス』は、就業時間内に、普段働いているオフィスで、普段着のまま気軽に参加できます」
出張型のメリットは、参加へのハードルを大幅に下げることです。移動時間もコストもかからず、運動に対して苦手意識を持つ社員も参加しやすい環境を作ることができます。
オーダーメイドのプログラム設計
画一的なプログラムではなく、企業の課題に合わせたカスタマイズができることも大きな決め手でした。
「問い合わせ後、すぐに打ち合わせの機会を設けていただき、弊社の課題を詳細にヒアリングしてくださいました。その上で、事前に身体機能チェックや健康アンケートを実施し、弊社の社員に多いデスクワーク由来の肩こり・腰痛改善に特化したプログラムを提案していただけました」
私たちヒューマンフィットネス東浦では、企業ごとの課題や特性に応じて、最適なプログラムを設計します。業種や職種、年齢構成、健康課題などを詳しく分析し、その企業に最も効果的な内容を提供することを心がけています。
「各専門家と連携しつつ貴社の経営課題に向き合います」という姿勢に、田中様は絶大な信頼を寄せてくださいました。
プログラム当日:奇跡の60分間
実際のセミナー当日の様子について、田中様に詳しくお聞きしました。
参加者の変化に驚き
「それが、想像をはるかに超える素晴らしい時間でした。会議室に集まった社員たちの、最初の緊張した面持ちが、わずか60分後には満面の笑顔に変わっていたんです」
普段は会議や研修で使用している会議室が、この日は特別な空間に変わりました。最初は「業務時間内に運動なんて…」と戸惑いを見せていた社員も、プログラムが進むにつれて積極的に参加するようになったといいます。
第1部:ヘルスリテラシー向上セミナー(20分)
プログラムの前半は、健康に関する知識を深めるセミナーでした。
「最初のセミナーパートでは、檜垣トレーナーが『なぜ、あなたの肩は凝るのか?』というテーマで、身体のメカニズムを非常に分かりやすく解説してくださいました」
ヘルスリテラシーとは、健康に関する情報を理解し、活用する能力のことです。自分の身体で起きていることを理解することで、健康への関心や行動変容につなげることができます。
「パワーポイントと骨格模型を使いながらの説明は、まるで面白い科学の授業のようで、皆、前のめりで聞き入っていました。『だから疲れるのか!』と納得の声があちこちから上がっていました」
難しい医学的な内容も、視覚的な教材と分かりやすい言葉で説明することで、誰でも理解できるように工夫しています。このパートで、社員の皆様の健康への意識が「他人事」から「自分事」に変わったのを感じたそうです。
第2部:実践フィットネス体験(40分)
後半は実際に身体を動かす実践パートでした。
「そして、実践パートが圧巻でした。まずは椅子に座ったままできる簡単なストレッチから。トレーナーの明るい声と的確な指導で、みるみるうちに皆の体の緊張がほぐれていきました」
オフィスでもできる簡単なストレッチから始めることで、運動に慣れていない方でも無理なく参加できます。椅子に座ったままできる肩甲骨のストレッチや、首回しなど、デスクワーカーの身体の悩みに直結する内容を中心に構成しています。
「特に盛り上がったのが、ペアで行うストレッチです。普段あまり話さない他部署の社員とペアを組んで、お互いに背中を伸ばし合ったりするのですが、自然と『気持ちいい!』『ありがとう!』といった声と笑い声が飛び交うんですよ」
ペアワークは、コミュニケーション活性化の効果も狙った内容です。普段の業務では関わりの少ない部署同士の交流が生まれ、組織全体の結束力向上にも寄与します。
「この光景を見た時、『これだ!』と心の中でガッツポーズをしました」と田中様は振り返ります。
導入後の変化:3つの大きな変化
セミナー実施後、同社には驚くほどポジティブな変化が現れました。
変化1:社員の笑顔と健康をテーマにした会話の復活
「最も大きな変化は、オフィスに会話と笑顔が戻ってきたことです。セミナー翌日から、『昨日のストレッチ、家でもやってみたらすごく良かったよ』『〇〇さんの意外な運動神経に驚きました!』といった会話が、部署を超えて自然に生まれるようになりました」
セミナーでの共通体験が、日常のコミュニケーションのきっかけになったのです。健康というテーマは誰もが関心を持ちやすく、年齢や部署を問わず話しやすい話題でもあります。
「休憩時間に、セミナーで習ったストレッチを実践している社員の姿もあちこちで見られます。オフィス全体の空気が、明らかに明るく、風通しが良くなりました」
このような変化は、組織の生産性向上にも直結します。心理的安全性が高まり、創造的なアイデアが生まれやすい環境が整ったのです。
変化2:社員の健康意識の劇的な向上
セミナーをきっかけに、社員の健康への意識が大きく変わりました。
「社内のチャットツールに『健康チャンネル』を立ち上げたところ、『痩せる 運動』の情報交換や、『食後 運動』の効果についての質問が飛び交うようになりました。今まで会社からの健康情報を一方的に流しても響かなかったのが嘘のようです」
一方的な情報提供ではなく、体験を通じて健康の重要性を実感してもらうことで、自発的な行動変容につながったのです。
「檜垣トレーナーのYouTubeチャンネル(登録者数2200人突破!)を見て、自主的にトレーニングを始めた社員もいるんですよ」
セミナー後のフォローアップとして、継続的に健康情報を提供することも重要です。私たちはYouTubeチャンネルやSNSを通じて、セミナー参加者が継続的に健康づくりに取り組めるようサポートしています。
変化3:会社への信頼感とエンゲージメントの醸成
健康経営への取り組みは、社員の会社に対する信頼感やエンゲージメント向上にも大きく寄与しました。
「社員アンケートで、『会社が私たちの健康を本気で考えてくれていることが伝わってきて嬉しかった』という声が多数寄せられました。これは、エンゲージメントの向上に直結していると感じます」
従業員エンゲージメントとは、社員が会社に対して持つ愛着や貢献意欲のことです。エンゲージメントが高い組織は、生産性が高く、離職率も低いことが様々な研究で証明されています。
「会社への信頼感や帰属意識が高まり、『人材が定着しないな…』という長年の悩みにも、ようやく光明が見えてきました。この施策は、間違いなく成功だったと確信しています」
健康経営は単なる福利厚生ではなく、人材定着や組織力強化にも効果的な戦略的投資なのです。
参加者の生の声
セミナーに参加した社員の皆様からも、多くの喜びの声をいただきました。
20代エンジニアAさんの声
「正直、最初は業務時間内に運動なんて…と少し乗り気ではありませんでした。でも、参加して本当に良かったです!慢性化していた肩こりが驚くほど軽くなり、仕事への集中力が上がったのを実感しています。何より、普段話さない先輩社員とペアを組んで笑いながらストレッチできたのが、一番の収穫でした!」
若手社員の中には、最初は半信半疑で参加する方も少なくありません。しかし、実際に身体の変化を体感し、職場でのコミュニケーションが活性化されることで、大きな満足感を得ていただけます。
40代営業部長Bさんの声
「部下のコンディション管理も管理職の仕事だと痛感しました。セミナー後、チーム全体の雰囲気が明るくなり、コミュニケーションも円滑になったと感じます。健康がパフォーマンスに直結するというトレーナーの話はまさにその通り。今後も会社として、こうした機会を継続的に作ってほしいです」
管理職の方々からは、チームマネジメントの観点からも高い評価をいただいています。部下の健康管理は、現代のマネージャーにとって重要なスキルの一つでもあります。
30代企画職・ワーキングマザーCさんの声
「在宅リモートワークが中心で、運動不足が深刻な悩みでした。家で一人でもできる効果的なトレーニングを教えてもらえたのが本当にありがたいです。会社が私たちの健康状態にここまで寄り添ってくれるとは思っていなかったので、感動しました。次は『オンライン運動プログラム』もぜひ開催してほしいです!」
在宅勤務が増える中、自宅でもできる運動方法のニーズは高まっています。私たちも、オンラインでの健康支援プログラムの充実に取り組んでいます。
今後の展望:健康経営を文化として根付かせる
田中様に今後の展望についてお聞きしました。
継続的な取り組みの重要性
「今回の成功は、あくまで第一歩だと考えています。この素晴らしい流れを一過性で終わらせず、『健康経営』を我が社の文化として根付かせていきたいです」
健康経営は継続的な取り組みが重要です。一回のセミナーだけでは、長期的な効果は期待できません。定期的な実施と、日常業務での健康意識の浸透が必要です。
「この『出張フィットネス&セミナー』を定期的に開催するとともに、在宅勤務者も参加できる『遠隔でもオンライン体操』の導入を本格的に検討し始めています」
ハイブリッド勤務が定着した現代では、オンラインでの健康支援も不可欠です。私たちも、リアルとオンラインを組み合わせた包括的なサポート体制を提供しています。
地域との連携も視野に
「将来的には、ヒューマンフィットネス東浦さんが主催されている『第1回東浦健康ラン・ウォーク』のような地域のイベントに、会社としてチームで参加するのも面白いなと思っています」
企業の健康経営の取り組みが、地域社会への貢献にもつながる。これは理想的な形の一つです。社員とその家族も巻き込んだ活動により、より広範囲でのウェルビーイング向上が期待できます。
「社員とその家族も巻き込んで、会社全体のウェルビーイングを高めていく。それが私の今の目標です」
専門家との継続的なパートナーシップ
「その実現に向けて、これからも『健康経営コンサルティング』のような形で、檜垣トレーナーに伴走支援をお願いしたいと考えています」
健康経営の推進には、専門的な知識と継続的な支援が不可欠です。私たちヒューマンフィットネス東浦では、単発のセミナー提供だけでなく、長期的な健康経営コンサルティングサービスも提供しています。
企業の成長段階や課題の変化に応じて、最適な支援を継続的に提供することで、真の健康経営の実現をサポートします。
まとめ:投資としての健康経営の価値
株式会社ABCテクノロジーズ様の事例は、従業員の健康への「投資」が、いかに大きなリターンとなって企業に返ってくるかを明確に示しています。
出張フィットネス&セミナーは、単なる運動機会の提供ではありません。それは、生産性を向上させ、コミュニケーションを活性化し、社員のエンゲージメントを高める、極めて効果的な経営戦略なのです。
現代の企業経営において、人的資本の価値はますます重要になっています。優秀な人材の獲得と定着、そして一人ひとりのパフォーマンス最大化が、企業の競争力を左右する時代です。
そんな中で、従業員の健康への投資は、最も確実で効果的な施策の一つと言えるでしょう。身体的な健康の改善は、メンタルヘルスの向上にもつながり、創造性や問題解決能力の向上をもたらします。
また、会社が従業員の健康を真剣に考えているという姿勢を示すことで、エンゲージメントや帰属意識の向上も期待できます。これらの効果は、最終的に企業の業績向上や持続的成長に大きく寄与するのです。
貴社のオフィスにも、まだ眠っている「笑顔」と「活力」があるはずです。私たちヒューマンフィットネス東浦は、そのポテンシャルを最大限に引き出すための、最高のパートナーとなることをお約束します。
健康経営の第一歩を、私たちと一緒に踏み出してみませんか。きっと、想像以上の成果が待っているはずです。
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