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認知症予防の研究
認知症予防に関する研究
東浦駅前のフィットネスジム、ヒューマンフィットネス東浦の檜垣です!
認知症予防について、記事を書いていきます。
国立長寿医療研究センターが統括する
J-MINT研究の運動指導部門を一部、私も担当していました(昨年12月に終了したところ)。
大府市や東浦町にお住まいの方で、このJ-MINT研究に参加した人、または家族が参加していたという人もいるかもしれません。
また、4月29日には認知症予防の研究代表者である櫻井孝先生とお会いする機会があり、直接研究内容について伺うことができました(本当に幸運なことで…)。
こういった経緯から、特に最近は認知症について勉強しています。
例えば、糖尿病は認知症のリスクと言われています。
糖尿病といえば、目、腎臓、神経、と3大合併症が怖いですが、認知症も加わると思えばさらにゾッとしますね…。
早期の生活習慣改善が急務です!
65歳以上の認知症の年間発症率は2%、高齢者の15%ほどが認知症を発症し、2012年時点で462万人と推定されています。
11年経った現在はもっと多い可能性が高いです。
内閣府の令和4年版高齢社会白書によると、すでに日本の高齢化率は28.9%。
これからさらに高齢化が進む日本。2025年には団塊の世代が後期高齢者となり、医療費・介護費の負担が懸念されます。
2040年には高齢者人口がピーク、
2065年には総人口が9000万人を割り込む一方で高齢化率は40%に迫る勢い…。
その頃私もまだ、生きているかもしれないから他人事とは思えません。
いかに元気な高齢者でいるか。
そして少しでも認知症の発症を遅らせる・症状の悪化を防ぐ。
自立して生活できる期間を保つための様々な働きかけが必要。
運動だけに限らず、食事も休養も、人との交流も、です。
それを実現するために、勉強と研究、そして実践を続けていきます。