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健康的に体重を増やしたい。増量のための食事
ヒューマンフィットネス東浦の檜垣です!昨日の東浦町も、雨が降ったり止んだりと変わった天気でしたね。
本日は、あまり更新していなかった食事・栄養について。健康的に体重を増やす食事について書きます。増やす方です。フィットネスといえば減量(体重を落とすこと)や痩せるイメージがあるかもしれませんが、痩せすぎも健康には良くありません。実は現在痩せていて、体重を増やしたくて悩んでいる人もいらっしゃるのではないでしょうか。ガリガリでひょろっとした体型にコンプレックスを抱いている方、もしくは成長期なのに子どもが少食で心配という親御さん、以前より食べられなくなって脚が細くなってきた高齢者様のご家族など…?そういう方々に向けて、健康的に体重を増やす方法、増量のための食事についてお伝えします。
ちなみに檜垣はスポーツフードアドバイザーという資格を持っています。スポーツ選手の増量期の食事に関する知見も持ち合わせています。増量を希望する人の目的はそれぞれ違いますが、健康的に体重を増やす方法の参考になれば幸いです。
健康的に体重を増やす食事を考えるにあたって、まずは今の食生活を振り返ってみましょう。以下の項目をチェックしてみてください。
□他者と比べて食事量が少ないと言われたことはありますか?
□1日3食、食べていますか?
□食べ物の好き嫌いはありますか?
□食物繊維や発酵食品は摂れていますか?
□食事をする時間は確保できていますか?
□食べることは好きですか?
いかがだったでしょうか。まずは自分の食生活を見直すこと、そして自分の特徴に気づくことから始まります。健康的に体重を増やす食事を考えるにあたり、体質的に体重が増えにくい人もいらっしゃいます。主な原因としては、一気に量が食べられない(食が細い)、消化吸収力が弱い(食べても排出されてしまう)、の2点が考えられますが、工夫次第で改善できることもあります。最初は大変かと思いますが、食べることもトレーニングです。上記のチェック項目から自身の食生活の特徴を知ったうえで、できることから始めてみましょう。
具体的な食事の改善案としては、
・一度に食べられなかったら小分けにして食べる(1日4食、5食など)
・お腹が空いた時に手軽に食べられるよう、おにぎりや和菓子を常備しておく
・タンパク質と炭水化物、水分を同時にとれる食事を心がける
・腸内環境を整える食物繊維(野菜や海藻)や発酵食品(ヨーグルトや納豆など)を意識して食べる
・嫌いな食材は小さくして調理する
・好きなお店を探して食生活を楽しくする
・食事の記録をつける
できることから、できる範囲で始めてみましょう。
一方、体重を増やしたいからといってやみくもに高カロリーの食べ物を食べるのはおすすめしません。例えばから揚げやポテトチップス、ケーキなどは脂質が多いため、摂り過ぎるとコレステロールが悪化し、健康に悪影響を及ぼすことも多いです。内容は栄養バランスの良い食事を心がけ、少しずつ"量"を増やしていくことを目標にしましょう。
以上、健康的に体重を増やす、増量のための食事について解説してきました。増量のための食事はご本人のみならず周りの人の協力(特にご家族)が重要です。料理が得意なら必要な食材を意識して取り入れる、小分けにしていつでも食べられるように準備しておく、栄養と本人の嗜好を考えて出来合いのものを買う、一緒に食事をして変化を見てあげる、といった工夫も有効です。無理なく、できる範囲で取り組んでみてください。
水分補給のポイント
フィットネスの役立つ情報をお届け!
ヒューマンフィットネス東浦の檜垣です!
知多郡東浦町は相変わらず暑い日が続いていて、熱中症危険度も「危険・運動中止」レベルまで来ています!
檜垣はランニングが好きですが、さすがに日中は暑くて走れず…。
最近は朝6時台でも暑いですよね。皆さん熱中症に気を付けて過ごしましょう!
ということで、本日は水分補給のポイントについてお伝えします。
こまめな水分補給が大事というけど、
具体的にいつどれぐらいの量を摂れば良いのか、わからない時もありますよね…。
そのような方の参考になれば幸いです。
大人は一日に約2.5Lの水分を摂取していると言われています。
体重が多いほど、そして年齢は若いほど必要量は多くなります。
しかし歳を取ると喉の渇きが鈍感になりやすいので、
高齢者の方は意識して時間を決めて摂取するのが良いかもしれません。
一日に摂る2.5Lのうち、約1Lは食事から摂取します。
暑くて食欲がないからといって欠食してしまうと、脱水、熱中症のリスクが高まりますので要注意です。
果物やお野菜、スープなどは水分をたくさん含んでいます。
食欲がない人もこれらの食品のように喉を通しやすいものから摂ってみましょう。
一度に摂取できる水分の量はコップ1杯分の200~250ml程度ですので、
こまめな水分補給が大切です。
食事で補えなかった分をこまめに飲み水で補給する必要があります。
一日に6~8回程度に分けて飲むのが良いでしょう。
ちなみに運動中は短時間でたくさんの汗をかくので、さらにこまめに水分補給を行います。
檜垣の場合、30分に1回、50~100ml程度補給するようにしています。
また、ナトリウムやカリウムなどミネラルも汗とともに失われるので、スポーツドリンクで水分と同時に補給するのも良いでしょう。
スポーツドリンクも色々種類はありますが、極端でなければご自身の好みの味・濃度で問題ないと思います。
水分補給、熱中症予防もフィットネスの一つです!
できる範囲で実践してみてくださいね。
皆様が元気に過ごして暑い夏が乗り切れるよう、祈っています!