ブログ
健康長寿塾
午前中は愛知県大府市の介護予防事業、「健康長寿塾」のインストラクターでした。
前回が初回評価ということで、体力測定や認知機能検査、アンケートなど「頭と体の健康チェック」を行いました。
研究的に言うと「pre測定」でしょうか。
それを受けて本日は初回オリエンテーションということで、健康長寿塾の目的や到達目標の共有、教室の流れや注意点などをお伝え。
運動実技もありましたが、講義の割合が多かったです。
運動指導の「実技」に関しては、ずっとトレーナーとして、特に健康運動指導士として経験を積んできました。
一方ここ最近は運動講義、座学でしゃべる、セミナー講師のような仕事が増えて来ました。
この「話す」という仕事が、本当に貴重な経験になっています。
プレゼンテーションスキル、かなり磨かれます。
聞き手も高齢者ということで、ゆっくりはっきり、大事なことが伝わるようにワンクッション置いて、など…
一緒にスタッフとしてサポートしてくださった保健師の方やボランティアリーダーさん、先輩インストラクターにも指摘していただきました。
これは高齢者に限らず、相手に何かを伝えるならば、それも大人数の前で喋るという講座形式ならなおさら大事かも。
運動実技はだいぶ褒められたけど、講義の方は改善の余地ありありでした!
健康長寿塾の目的にもありますが、この時だけ運動するのではなく、大事なのは行動変容。
より良い生活習慣を身につけること。
生活ノートも活用し、普段の運動や食事、脳トレなどの取り組みをなるべく毎日書いていただきます。
ええー、と億劫そうな反応もありましたが、これがけっこう効果があるそうな。
実技だけでなく、私がいなくても自立的に行動できる人が増えるように、働きかけしていきます。
東浦町健幸づくりプログラム
東浦町健幸づくりプログラム
4/19、東浦町福祉センターのにじいろひろばにて、
健幸づくりプログラム、やってきました!
2月に引き続き声をかけていただき、光栄です✨
コロナ禍を経て定員を増やしつつあるところで過去最高の19名の参加!
募集するとすぐに集まると、職員の方にも言っていただけて嬉しいです。
男性の方もいらっしゃり、楽しくワイワイ体と頭を動かしました。
運動で体力アップ、足腰強化プログラムということでトレーニング指導。
ストレッチから筋力トレーニング、バランストレーニング、有酸素性運動、そして認知症予防のコグニサイズ。
介護予防に必要な知見を詰め込んで元気になってもらう、健康運動教室でした。
超高齢社会に直面し、世界からも注目される日本。
特にロコモティブ・シンドローム、介護・フレイル予防、そして認知症予防と、高齢者の方々の心と体の問題は運動が鍵となります。
ここで得た知見を地域発、全国そして世界に広まっていくと良いなと思いました!
健康で一生を終えられる人が一人でも増えるよう、引き続き活動していきます。
#健康運動指導士 #介護予防 #ロコモ #フレイル予防 #健康寿命
田畑泉先生とzoomミーティング
健康運動学×お金の学び
健康運動学×お金の学び
大府文化交流の杜(allobu)にてコラボセミナーをやって来ました!
名古屋のとある交流会で知り合った金融のプロ、吉野実さんと話していた時のこと。
「健康とお金があれば人生安心だよね…」
ということで全くの異業種かもしれませんがご提案いただき、コラボすることになりました。
私からは健康運動学を。
まずは受講生の皆さまが実践している健康習慣をうかがいました。
ヨガをやっている人、建設現場の仕事で自然と腕を鍛えているという人、一日1000歩ぐらいしか歩いていない人、毎朝ジョギングをしている人…。
その上で、私の方からは運動の専門家としての話。
身体活動を定量化(言語化・数値化)することで現状と目標を明らかにすること。
そして国としてはこんな施策を出しているんですよ、と健康日本21や健康づくりのための身体活動・運動ガイドを根拠に、どう生活に組み込んでいくかをお話しました。
吉野さんからは、最近の物価上昇や資産運用など金融の概要を。
まずは難しそうな金融の話に柔軟に取り組めるようにと頭の体操的なものから始まり、世界のトレンドと経済のお話を解説していただきました。
最後は、低リスクで安心して資産を増やせるコツを教えていただきました。やっぱり知識は力ですね。
自分は自分の専門分野を持っていながらも、こうして異分野にも積極的に学んでいけるフットワークの軽さを引き続き持っていきたいと思います!
ご参加いただいた方、ありがとうございました!
#健康運動指導士 #金融
健康長寿塾(大府市介護予防事業)スタート!
大府市介護予防事業「健康長寿塾」
今年度の健康長寿塾、始まりました。
もともと「健康都市おおぶ」として地域の健康づくりに積極的な大府市。健康長寿塾は昨年度も開催されていました。
一昨年まで国立長寿医療研究センターが実施していた日本版FINGER研究「J-MINT研究(認知症予防の多因子介入研究)」の結果をもとに、最新の認知症予防の知見を社会実装した取り組みであります。
その中でに認知症予防強化コースのインストラクターとして携われるのは、大変光栄です。
本日は、私がインストラクターを担当する大府校にて「頭と体の健康チェック」。
身体体重、歩行速度、MoCA-J(認知機能評価)で教室実施前の状態を測定しました。
何事もエビデンスベース、そしてデータ化・見える化。
施策の効果を評価できるように、Before-afterの測定は大切ですね。
その中でも私は、参加者の受付や対応、順番待ち中の簡単な運動を主に担当しました。
朝一から夕方の第4部まで、ずっと運動指導で声出してさすがに喉も疲れましたが、心地良い疲労感です。
引き続き、
大府市保健センターの職員の方々
国立長寿医療研究センターの研究員様
地域ボランティアの方々
と協力しながら、健康づくりに貢献していきます。